わたるです。

「チーム開発で一番大事なことって何ですか?」

技術職の人と話してると、たまに聞かれます。

技術力?コミュニケーション?マネジメントの上手さ?


自分の答えは、シンプルです。

「同じものを見ていること」

これに尽きます。


例えば、Webアプリを作るプロジェクトを思い浮かべてください。

エンジニアがコードを書いて、デザイナーがUIを作って、業務担当が要件を決める。
3人がそれぞれの仕事をしてるんですけど、
頭の中で思い描いてるものが、実は微妙に違ったりするんです。

エンジニアは「データの流れ」を見てる。
デザイナーは「画面の美しさ」を見てる。
業務担当は「使いやすさ」を見てる。

3人とも嘘はついてない。でも、見てるものが違う。
これが完成してから「違う」になる最大の原因です。


自分が前にいた会社で、よくこういうことが起きてて。

要件定義の時には全員ニコニコしてたのに、
完成品を見せたら業務担当が「なんか違う」って言い出す。

その「なんか違う」を直すのに、また2週間かかる。
で、もう一回見せると、また「なんか違う」。

このループで、プロジェクトが半年延びることも普通にありました。


原因はシンプルで、全員が同じ「完成品」を頭の中に持ててなかったんですよね。

仕様書はあった。図もあった。MTGも何度もやった。
でも、それぞれが違うイメージを持ったまま走ってた。

だから、Naviを作る時には、ここを一番気にしました。


具体的に言うと、Naviでは設計の段階から完成イメージを共有します。

画面遷移、データの流れ、ユーザーの動き。
全部、AIと対話しながら1つのドキュメントに落としていく。

Commander(決める人)もWorker(作る人)も、
同じドキュメントを見ながら進む。

これだけで、「なんか違う」が激減しました。


技術力やツールが大事なのは、もちろんそうなんです。

でも、3人が同じものを見ているって前提がないと、
どんなに腕のいい人を集めても、結局すれ違います。

逆に、同じものを見れていれば、
多少スキルが足りなくても、なんとかなる場面が多いんです。


失敗するチームうまく回るチーム
各自の頭の中で完成像が違う全員が同じ完成像を共有
仕様書はあるが解釈がバラバラ1つのドキュメントを一緒に育てる
完成してから「違う」が出る設計の段階から見え方を揃える

チーム開発で一番大事なこと、結局「同じものを見ていること」だと思ってます。

これが揃ってると、後は技術もコミュニケーションも、
だいたい後からなんとかなる。

逆にここがズレてると、
何をしてもうまくいかないんですよね。