4月の人事異動の面談で、突然言われたんです。

「DX推進、あなたにお願いしたいんだけど」って。

え、私ですか?経理しかやったことないんですけど。

でも社長は本気で。「現場のことわかってるの、あなたでしょ」って。


たしかに、入社して8年。請求書の処理も、経費精算のフローも、月次決算の手順も、全部頭に入ってます。Excelの関数だって、この会社で一番使える自信はあって。

でもITってそういうことじゃないですよね。プログラミングとか、システム開発とか、全然わからないし。

「DX 中小企業 やり方」で毎晩ググってました。出てくるのは横文字ばっかりで。SaaSがどうとか、APIがどうとか。読めば読むほど、自分には無理だなって思えてきて。

かといって外注する予算もなくて。見積もり取ったら300万って言われて、社長に報告したら「もっと安くならないの?」って。なりません。


そんなとき、ネットでNaviを見つけたんです。

「ITがわからなくても、チームで開発できる」

正直、半信半疑でした。でも月額1万円台で始められるなら、ダメ元でやってみようかなって。

使い始めて驚いたのが、専門用語がほとんどなかったこと。「デプロイ」みたいなわからない言葉が出てこないんですよね。「次はこれをやりましょう」ってAIが教えてくれて。


最初にやったのは、毎月の経費精算フローのシステム化。今まで紙の申請書をExcelに手入力して、上長にメールで承認もらって、また手入力して…っていう作業を、全部画面上でできるようにしました。

2週間で基本的な仕組みが動いたんですよね。

完璧じゃないです。まだ改善したいところはたくさんあります。でも、経理の私でも作れたっていうのが、一番の驚きでした。


今は営業部の日報管理もNaviで作ろうとしてて。営業の山田さんを巻き込んで「ここはこうした方がいいんじゃない?」「この項目いらなくない?」って相談しながら進めてます。

チームで作るって、こういうことなのかもしれないですね。

ITがわからなくても、業務のことがわかっていれば、作れる。今は、そう思えてます。